wolfSSL 5.8.2をリリースしました
wolfSSL 5.8.2をリリースしました。このリリースでは、いくつかの重要な新機能と改善を追加しています。主なアップデートは以下のとおりです。 このリリースに関する重要な注意事項 GPLv3 ライセンス: wolfSSL は GPLv2 から GPLv3 に移行しました。 非推奨の機能: `–enable-heapmath` は非推奨になりました。 …… もっと読む
wolfSSL 5.8.2をリリースしました。このリリースでは、いくつかの重要な新機能と改善を追加しています。主なアップデートは以下のとおりです。 このリリースに関する重要な注意事項 GPLv3 ライセンス: wolfSSL は GPLv2 から GPLv3 に移行しました。 非推奨の機能: `–enable-heapmath` は非推奨になりました。 …… もっと読む
wolfSSLは現在、以下の要素の廃止を予定しています。 コンフィギュレーションオプション --enable-tls13-draft18 プリプロセッサマクロ WOLFSSL_TLS13_DRAFT これらのコンポーネントは、TLS 1.3のDraft 18に基づいた実装との相互運用性を持たせるために、TLS 1.3標準化プロセス中に導入したものです。 コンフィギュ…… もっと読む
以前、wolfMQTTにKyberとFalconのサポートを追加しました。これは、liboqsとの統合により実現されたものでした。 時が経ち、KyberはML-KEMに、DilithiumはML-DSAになりました。Falconは間もなくFN-DSAとして標準化が完了する見込みです。wolfCryptはML-KEM / ML-DSAの独自実装を持っています。 これに合わせて、wolf…… もっと読む
安全な通信路を確保するためには、通信相手から提示されたTLS証明書が現在も失効していないと確認することが非常に重要です。これには、2つの方法があります。 証明書失効リスト(Cretificate Revocation List, CRL)は、失効した証明書のシリアル番号リストです。認証局によって署名・公開されており、クライアントがダウンロードしてオフラインでチェックします。きちんと機能させ…… もっと読む
ほとんどのTLSライブラリでは、必要がなくなった後も証明書と秘密鍵をRAMに長時間放置します。これはメモリにアクセスできる攻撃者にとって、まさに恰好の的です。 wolfSSLは、専用APIを使用して証明書と秘密鍵を完全に消去できる唯一のTLSライブラリです。このAPIは単にメモリを解放するだけでなく、機密データのすべてのバイトを安全にゼロクリアし、盗まれうるものが何も残らないことを保証しま…… もっと読む
wolfTPMはDas U-Bootをサポートし、セキュア組み込みシステムにおける初期ブート段階でのTPM 2.0アクセスを拡張しました。 このポートは、ソフトウェアSPIを使用したU-Boot環境での直接的なTPM通信を可能にし、柔軟性のためにネイティブAPIと高レベルAPIの両方を提供します。 主な機能 ソフトSPIドライバー 完全なTPM 2.0コマンドセット …… もっと読む
特定のプロジェクトに最も適したハードウェアを選択することは簡単ではありませんが、セキュリティライブラリは選択する必要はありません。wolfSSLは幅広いプラットフォームサポートを提供し、ベアメタル環境から本格的なオペレーティングシステムまで、あらゆる環境でシームレスに動作します。この投稿では、wolfSSLが2つの広く使用されている組み込みプラットフォーム、XilinxとSTMとどのように統合さ…… もっと読む
次のイベントにて、弊社の古城と武田が1セッションを担当します。
イベント名:
EdgeTech+ 2025
会場:パシフィコ横浜:展示会場内 RoomE 参加無料
wolfSSL担当セッション(E2-06):
耐量子時代のセキュリティ:IoTが直面する次の挑戦
スピーカー:
wolfSSL Japan合同会社 技術統括 古城…… もっと読む
wolfSSLは、パシフィコ横浜で開催される、EdgeTech+ 2025に出展いたします。
11月19日(水)からの3日間、展示ホールにて最新のネットワークセキュリティについて説明いたします。wolfSSLのご使用を希望される方には、使用開始の準備も会場でご案内します。
日時: 2025年 11月19日(水) 〜 21日(金)10:00-17:00 ※20日(木)のみ18:00までもっと読む
wolfSSLの暗号エンジンwolfCryptには、すでに破綻、または非推奨とされるいくつかの暗号アルゴリズム実装も含まれています。これらのアルゴリズムは通常デフォルトで無効になっていますが、開発者はセキュリティへの影響を認識する必要があります。 以下は、現在対象となっているアルゴリズムの一覧です。それぞれのアルゴリズム名には、それらがもはや安全ではないとされる理由を説明するドキュメントへ…… もっと読む
組込み向けセキュアブートローダーの最新バージョン、wolfBoot 2.6.0をリリースしました。 このアップデートでは、対応プラットフォームの拡大や外部メモリレイアウトのサポート改善、その他様々なアーキテクチャにおけるパフォーマンス最適化や不具合の修正を行っています。 対応プラットフォームの拡大 MicrochipのPIC32CZ CA(Cortex-M7)およびPIC32C…… もっと読む